プリペイド(残高チャージ)
お客様に金額をチャージ(前払い)していただき、来店ごとのお会計をその残高から差し引く「プリペイド」機能です。毎回の施術金額がちがっても残高は自動で計算されるので、手書きや LINE でのやり取りで残高を管理する必要がなくなります。回数券が「回数」の前払いなのに対し、プリペイドは「金額」の前払いです。追加料金はかかりません(無料)。回数券・ポイント・スタンプとは独立して使えます。
はじめ方
- 「設定 → プリペイド」を開きます。
- 「プリペイドを使う」を ON にします。必要に応じてチャージボーナスと有効期限を設定します。
ON にすると、顧客カルテに「プリペイド」欄が表示され、お会計で「プリペイド残高を使う」が選べるようになります。
チャージボーナス
チャージ金額に対して上乗せ率(%)を設定できます。例えば 5% に設定すると、30,000 円のチャージで 31,500 円分(+1,500 円)お使いいただけます。上乗せ分は売上には計上されません(実際にお預かりした金額だけが売上になります)。お会計での利用時はチャージ金額(入金分)から先に消化され、ボーナス分は最後に残ります。
チャージする(入金の記録)
チャージは 2 か所からできます。
- 顧客カルテの「プリペイド」欄の「チャージ」 — 金額・チャージ日・決済方法(現金・カードなど実際にお支払いいただいた方法)を入力して記録します。
- お会計画面の「+ プリペイドチャージ」 — 施術や物販と同じお会計の中でチャージできます。チャージ金額は合計に加算され、増えた残高はその場で「プリペイド残高を使う」からそのまま使えます。例えば「¥10,000 をチャージして、今日の施術代 ¥8,000 は残高から支払う(お支払いは ¥10,000 だけ)」が 1 回のお会計で完結します。
- チャージ金額はその日の売上に全額計上されます(「その他売上」として記録され、スタッフの歩合バックは付きません)。
- ポイント機能が ON の場合、チャージ金額に応じたポイントがチャージ時に付与されます(回数券の購入と同じ扱いです)。
- オーナー・スタッフ・店舗共有端末のいずれからも操作でき、誰がいつ操作したかは履歴に残ります。
使う(お会計での充当)
- お会計で顧客を選ぶと、残高のあるお客様には「プリペイド残高を使う」が表示されます。ON にすると使えるだけ使う金額が自動で入り、金額を手で減らすこともできます。同じお会計でチャージした場合は、そのチャージ分(ボーナス込み)もここに含まれます。
- 施術と物販の両方に使えます(回数券・サブスクの購入には使えません)。
- 回数券・クーポン・手動割引・ポイントと併用できます。値引きとポイントを先に適用し、残りのお支払いに残高を充てます。
- 残高で足りない分は、現金・カードなど通常のお支払い方法(分割払い含む)と組み合わせられます。
- スタッフの歩合バックは定価基準のままです(プリペイドで支払われてもバックは減りません)。
残高の確認・調整
- お客様は LINE / Web のマイページで残高を確認できます。
- 顧客カルテの「プリペイド」欄で残高・履歴(チャージ・利用・調整)を確認できます。手動調整(増減)もでき、理由の入力が必須で履歴に残ります。他システムからの残高の引き継ぎにもお使いください(手動調整は売上には計上されません)。
- お会計を編集・削除すると、使われた残高は自動で戻ります。
- チャージの記録を間違えた場合は、まだ利用されていなければその売上(プリペイドチャージ)を削除して取り消せます(残高・売上・付与ポイントがまとめて戻ります)。1 円でも利用済みのチャージは削除できないため、残高の手動調整で直してください。
有効期限
「設定 → プリペイド」の「残高の有効期限」で決めます。はじめてプリペイドを設定するときの初期値は「最後のチャージから 6 ヶ月」で、1〜120 ヶ月の間で変えられます。「残高の有効期限」を OFF にすると無期限になります。チャージのたびに期限が延長されます(ポイントの有効期限と同じしくみです)。期限が切れた残高は自動で失効し、履歴に残ります。
すでにプリペイドを設定済みのお店の有効期限は、保存されている設定のままです。2026 年 9 月以前にプリペイドを設定したお店で、有効期限を決めていなかった場合は無期限のままです。無期限から期限ありに変えた場合、すでにチャージ済みの残高は無期限のままで、これからのチャージ分に期限が付きます(変えたあとにお会計の編集・削除で残高に戻った分にも、期限が付きます)。期限ありから無期限に変えた場合は、残っている残高もすべて無期限になります。
⚠️ 残高がいつ失効するかは、顧客カルテとお客様のマイページには表示されません(マイページに出るのは残高の金額です)。有効期限を設けるときは、お客様へ期限をご案内ください。失効した残高は、顧客カルテのプリペイド欄の履歴に「失効」として残ります。
「プリペイドを使う」の切り替えで保存されるのは ON・OFF だけです。チャージボーナスと有効期限は、「保存」を押すと反映されます。
売上の見え方(チャージベース / 利用ベース)
回数券と同じ二本立てです。チャージした月に全額を計上する見方(標準)と、使われた月に使われた分だけ計上する見方(前受金方式)の両方を月報(日報・月報出力)で確認できます。どちらを売上合計の見出しにするかは、「設定 → 回数券」の「売上の計上方法」(事業形態の選択)に従います。ボーナス分の消化は売上に計上されません(お預かりしていないお金のため)。
法律面のご注意(資金決済法)
有効期限を6ヶ月以内に設定した場合、資金決済法(前払式支払手段)の適用除外に該当する可能性があります。ただし、適用の有無は個別の事情により異なりますので、詳しくは弁護士等の専門家にご相談ください。
有効期限が6ヶ月を超える(または無期限の)前払いは、資金決済法(前払式支払手段)の規制の対象となる可能性があります。適用の有無は個別の事情により異なりますので、詳しくは弁護士等の専門家にご相談ください。
6 ヶ月を超える有効期限(または無期限)を選ぶと、設定画面に「ご注意」が表示されます。表示されるだけで、そのまま保存できます。すでにその設定でお使いのお店(「プリペイドを使う」が ON のお店)でも、「設定 → プリペイド」を開くと表示されます。
よくある質問
- お会計に「プリペイド残高を使う」が出ない → 「設定 → プリペイド」が ON か、顧客を選択しているか、そのお客様に残高があるかをご確認ください。
- チャージ金額を間違えた → 未利用なら売上管理からそのチャージ(プリペイドチャージ)を削除して入れ直してください。利用済みなら顧客カルテの「調整」で残高を直してください。
- 回数券とどちらを使えばいい? → 「10回で◯円」のように回数で管理したいなら回数券、毎回ちがう金額を残高から引きたいならプリペイドが向いています。両方を併用することもできます。