SALONAについて

SALONA を整体院・鍼灸院で使う|できること・できないこと

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SALONA を整体院・鍼灸院で使うと、予約から次回予約までがひとつの流れになります

SALONA(サローナ)は、株式会社art crat.が提供する、1人〜小規模の美容サロン・治療院向けのオールインワン業務管理SaaSです。この記事は、自費メニュー中心の整体院・整骨院・鍼灸院が SALONA を使うとき、予約 → 事前確認 → 施術 → カルテ → 会計 → 次回予約の各段で「できること」「必要な設定」「追加で要るもの」「できないこと」を、段ごとの表にまとめたものです。

この記事でわかることは3つです。(1)自費の院の1日の流れのどこで SALONA が何をするか、(2)そのために院で用意する設定と道具、(3)保険請求をはじめ、SALONA ではできないことです。料金・連携先・運営会社の全体像は「SALONA(サローナ)とは」にまとめてあります。

この記事は、SALONA の運営会社(株式会社art crat.)が書いています。 製品の事実は、公開しているヘルプ・よくある質問・運用の記録と 2026-09-24 に照合しました。仕様は変わることがあるので、最新の内容は各項目のリンク先でご確認ください。

結論:向く院・向かない院

向く院

  • 自費メニュー(整体・骨盤調整・鍼灸・美容鍼など)が中心で、予約・問診票・カルテ・お会計を1か所にまとめたい
  • 施術中に電話に出られないので、Web と LINE で24時間予約を受けたい
  • 初回の問診票と同意書を、来院前にお客様のスマホで書いてもらいたい
  • 回数券やコース、月額の通い放題を売っていて、残り回数を手作業で数えている

向かない院(理由は「できないこと」の見出しに書きました)

  • 保険請求(療養費の請求)のレセコンが必要で、自費の管理もそこにまとめたい
  • ホットペッパービューティーの予約を自動で取り込む連携が必須
  • そのほか SALONA 全体の条件(LINE トークで画像を送りたい・英語以外の外国語・電話サポート)に当てはまる

予約から次回予約まで、段ごとにできること

各表の「必要な設定」は SALONA の中で行うもの、「追加で要るもの」は SALONA の外で用意するものです。

1. 予約(Web・LINE・電話)

内容
できることWeb の予約ページと LINE のリッチメニューから24時間予約を受ける。予約承認制(院が空きを確認してから確定)。ベッド・個室などの設備を登録して重なりを自動で防ぐ。同じ時間帯に受けられる人数をスタッフごとに決める(施術者1人が2名を並行して受ける運用など。1〜50名)。毎週同じ曜日・時刻の予約を院の台帳からまとめて登録。キャンセルと無断キャンセルのキャンセル料を、予約時に登録してもらったカードへ自動で請求
必要な設定予約受付の設定(予約 URL の有効化・LINE 予約の設定)。承認制は「予約のルール」の「予約承認制を使う」。設備は「設備設定」で登録してメニューに紐づける。キャンセル料は「キャンセル料の自動徴収」
追加で要るものLINE で受けるなら LINE 公式アカウント。キャンセル料の自動請求は Square アカウントとの連携(決済端末は不要)
できないこと承認制を「初めての方だけ」に絞る設定はない(Web・LINE から入る予約はすべて承認待ちになる。院が台帳から入れた予約は即確定)。繰り返し予約は毎週だけで、隔週・毎月は選べない。電話の予約は院が台帳に入力する

予約承認制設備の登録と自動割当同時に受けられる人数キャンセル料の自動徴収

2. 事前確認(問診票・同意書)

内容
できること問診票を作り、予約が入ったらメール・LINE で自動送付。紙の問診票を PDF・写真から読み取って設問を作る。送るタイミングは「毎回」「そのメニューの初回」「院に初めて来るとき」から選ぶ(他のシステムから取り込んだお客様は既存のお客様として扱われ、「初めて」には入らない)。既往歴・服薬中の薬など毎回聞き直さない回答は顧客情報に保存し、要注意情報は顧客カルテの上に赤く表示。同意書は来院前の署名リンクか、来院時に店頭のタブレットで署名(未成年の保護者署名にも対応)。署名済みの控えをお客様に共有。予約の詳細の「事前カルテ」で回答を読み、事前メモを残す
必要な設定「問診票(カウンセリングシート)」で問診票を作って対象メニューを選ぶ。「同意書」で同意書を作り、「予約が入ったらお客様に署名をお願いする」を ON。要注意情報は「顧客項目」で設定
追加で要るもの来院時に書いてもらうなら店頭のタブレット(iPad など)。紙からの取り込みは PDF か写真(1ファイル 4.4MB まで)
できないこと予約と一緒に送る問診票には、保存済みの回答をあらかじめ表示しない(ご本人と確かめられたリンクでだけ見せる仕組みのため、毎回記入。店頭の来店受付では保存済みの値が入る)。一度署名した同意書は署名済みとして扱われ、次の予約では自動では送られず、予約の詳細からの発行にも出ない

問診票の設定と運用同意書の使い方来店前カルテ

3. 施術(当日の受付)

内容
できること来院時に QR コードで受付(お客様のスマホの LINE で開くと、LINE の友だち情報が顧客データに紐づく)。店頭の iPad にフォームを出して記入してもらう受付。問診の回答と同意書を予約の詳細でその場で読む。画面の言葉を「治療院」にすると、お客様向けの画面・メールと LINE の初期の文面・管理画面・ヘルプと AI サポートの回答で、「お店」が「当院」、「ご来店」が「ご来院」になる
必要な設定画面の言葉は「店舗設定」の「画面の言葉」で「治療院」を選ぶ(登録時に業種を選ぶと自動で合う言葉になる)
追加で要るもの受付の QR コードを見せる端末、または店頭のタブレット
できないこと「施術」「スタッフ」「お客様」の言葉は治療院でも変わらない(「患者」「先生」にはならない)。領収書・請求書の品目名と帳票の見出しも変わらない

来店受付画面の言葉を業態に合わせる

4. カルテ(記録と経過)

内容
できること来院ごとのカルテに施術メモ・写真(枚数の制限なし)・手書きスケッチ(部位の指摘などを指やペンで描く。1回の施術で5枚まで)を残す。測定値など来院ごとに記録する項目も、既往歴のように1人に1つの情報も、院独自の項目として自由に追加。数値で記録した項目は来院ごとに並べて、前回からの増減と折れ線で見る(周径・体重など)。紙のカルテの写真を「資料写真」として1人10枚まで貼る。お客様に見せない「スタッフ限定メモ」。カルテの項目と写真は初期状態ですべて非公開で、公開した項目だけがお客様のマイページに出る
必要な設定来院ごとに記録する測定値などは「カルテ項目設定」で項目を追加。既往歴のように1人に1つの情報は「顧客項目」で作る。手書きスケッチは「カルテ項目設定」でオンにする(初期はオフ)。お客様に見せる項目・写真は1つずつ「お客様に公開」
追加で要るものスケッチを描くならタブレットとペン(指でも描ける)
できないことカルテ項目の業態別テンプレートは美容室・ネイル・エステ・まつエクの4つで、治療院向けの雛形はない(項目は院で作る)。「右70 左71」のように数字が2つ入った値は数値として読まないので、左右は別々の項目に分ける。保険請求に使う書式(レセプト)は作れない

カルテ項目のカスタマイズ手書きスケッチ記録した項目の経過を見る

5. 会計(お会計・回数券・月額会員)

内容
できることお会計で現金・カード・PayPay などの支払方法を記録。回数券(「5回分でいくら」のコース券。全額無料のほか◯円引き・◯%OFF の券種、有効期限、毎月の自動付与)。月額会員(「月◯回まで」「通い放題」。回数の持ち越し、お会計を通さずに回数を減らす消化のタイミング)。Square と連携すると、お会計の金額を Square ターミナルに送ってカード決済。月額会員の月謝をカードから自動で引き落とし。領収書・請求書の PDF(適格請求書の登録番号・角印の画像に対応)
必要な設定「回数券」で券種、「サブスク」でプラン、「支払方法」で院で使う支払方法。Square は「Square 決済連携」
追加で要るものSquare アカウント(店頭のカード決済は Square ターミナルが必要。月謝の自動引き落としと予約時の前払いは端末不要)
できないこと保険請求(療養費)の計算と請求書類。領収書・請求書の発行元は店舗名で固定(書類だけ「◯◯整骨院」など別の名義で出す欄はない。店舗名を変えると予約ページやメールの表示にも波及する)。Square ターミナル以外の端末(Square リーダー・Tap to Pay など)には金額を送れない(その端末で受けた支払いを支払方法として記録することはできる)

回数券サブスク(月額会員)Square 決済連携

6. 次回予約(帰り際とその後)

内容
できること帰り際に院の台帳から次回予約を入れる(承認制でも院からの登録は即確定)。毎週同じ曜日・時刻なら最大26回分をまとめて登録し、お客様には1通で全日程を知らせる。来院前日のリマインド(初期は前日9時)と施術後のお礼を自動送信。最終来院から60日後・90日後などに再来のご案内を自動配信(次回予約が入っている方には送らない)。ダッシュボードで次回予約率を確認
必要な設定リマインド・お礼の文面は「お客様への通知メッセージの設定」。再来のご案内は「メッセージ配信 → 自動配信」の「来店から N 日後」
追加で要るものLINE で届けるなら LINE 公式アカウント(送信は公式アカウントの月間通数を使う。無料プランは月200通)
できないこと繰り返し予約は毎週だけ(隔週・毎月・「第2火曜」は不可)で、まとめて登録できるのは26回まで。お客様ご自身の予約ページからは繰り返しで予約できない

再来のご案内お客様のマイページ

できないこと・注意点(SALONA が向かない院の条件)

「できない」と書いてあるものは、2026-09-24 時点で SALONA に機能がないものです。

  1. 保険請求(療養費)のレセコン機能はありません。 SALONA が扱うのは自費側の予約・問診票・カルテ・お会計です。保険請求が必要な院は、レセコンと併用する形になります。保険側と自費側の線の引き方は整骨院のレセコンと予約システム併用|線の引き方と確認5点にまとめてあります。
  2. ホットペッパービューティー(サロンボード)との自動連携はありません。 ホットペッパー側に公式の連携(API)が無いためです。併用する院は、ホットペッパーで入った予約を SALONA の台帳に枠だけ押さえ、来院時に「来店受付」でまとめて受け付けます。
  3. 予約承認制は Web・LINE の予約すべてに効き、初めての方だけに絞れません。 初回だけ確認を挟むかどうかの考え方は整体院・治療院の初回予約は即確定でいい?事前確認の線引きにあります。「院が初めての方だけ」に質問を出したいときは、予約フォームの「予約時アンケート」で表示対象を「店舗が初めてのお客様のみ」にできます(回答はその予約に残るだけで、カルテには蓄積されません)。
  4. 繰り返し予約は毎週だけです。 隔週・毎月・「第2火曜」の固定枠は、1件ずつ台帳に入れます。
  5. 領収書・請求書の発行元は店舗名です。 書類だけ「◯◯整骨院」のような別の名義で出す欄はなく、名義を変えるには店舗名そのものを変えることになります(予約ページ・メールなど、すべての表示に波及します)。
  6. カルテ項目の雛形は治療院向けにはありません。 用意されている業態別テンプレートは美容室・ネイル・エステ・まつエクの4つで、既往歴・測定値・部位などの項目は院で追加します。
  7. 予約と一緒に送る問診票は、毎回書いてもらう形です。 お名前と電話番号が分かれば予約はできてしまうため、ご本人と確かめられたリンクでだけ保存済みの回答を見せる仕組みで、予約時の問診票には保存済みの値を出しません。店頭の来店受付では保存済みの値が入った状態で表示されます。
  8. SALONA 全体の「できないこと」(LINE トークでお店から送れるのは文字だけ・お客様向けの画面の外国語は英語のみ・電話のサポート窓口なし・専用アプリなし など)は「SALONA(サローナ)とは」の「できないこと」にまとめてあります。

料金(院の人数で決まります)

月額¥4,980(税込・スタッフ3名まで。4名以上はアカウント数に応じて加算)で、予約・問診票・同意書・カルテ・お会計・回数券・月額会員・LINE 連携まで全部込みです。最初の30日間は無料で、クレジットカードの登録は不要です。Square の決済手数料は Square と院の直接契約で、SALONA が手数料をいただくことはありません。詳しくはよくある質問の料金の項目をご覧ください(2026-09-24 時点)。

まとめ

自費メニュー中心の整体院・整骨院・鍼灸院では、SALONA は「予約を受ける → 来院前に問診票と同意書 → 当日の受付 → カルテと経過 → お会計と回数券 → 次回予約と再来のご案内」の6段をひとつの流れにします。院で用意するのは、問診票と同意書の中身、カルテの項目、回数券やプランの設定、そして LINE で受けるなら LINE 公式アカウント、カード決済なら Square アカウントです。一方で、保険請求のレセコン・ホットペッパーの自動取り込み・初めての方だけの承認制・隔週の繰り返し予約・書類の別名義は、2026-09-24 時点ではできません。

問診票の自動送付まで、実際の画面で確かめるなら

書いてあることが自分の院の流れに合うかは、実際の画面で触るのがいちばん早いと思います。SALONA は最初の30日間、全機能を無料で使えて、クレジットカードの登録も不要です。期間が終わっても自動で課金されないので、合わなければそのままやめられます。

SALONA を30日間無料で試す →


よくある質問(FAQ)

Q. SALONA は整骨院の保険請求(療養費)に使えますか?
A. 使えません。SALONA に保険請求の機能はなく、自費側の予約・問診票・カルテ・お会計を扱います。保険請求が必要な院は、レセコンと併用する形になります。

Q. 初診の問診票を、来院前にお客様のスマホで書いてもらえますか?
A. できます。問診票を作って対象メニューを選ぶと、予約が入ったときにメール・LINE で自動送付され、お客様がスマホから回答できます。送るタイミングは「院に初めて来るとき」だけにもでき、既往歴や服薬中の薬など毎回聞き直さない回答は顧客情報に保存されます。未回答のまま来院された方には、店頭のタブレットや QR コードでその場で書いてもらえます。

Q. 施術の経過(周径や可動域の数値)を、来院ごとに比べられますか?
A. できます。カルテ項目に数値の項目を作って来院ごとに記録すると、「経過を見る」で来院ごとに並び、前回からの増減と折れ線で確認できます。左右で値が違う項目は、右用・左用の項目を分けて作ってください(数字が2つ入った値は数値として読みません)。


運営:株式会社art crat./SALONA編集部
小規模・個人サロン、自費の治療院の経営・集客・ツール選びに、現場の手順で具体的に答えるメディアです。
公開日:2026-09-24/最終更新:2026-09-24
本記事の製品の事実は、2026-09-24 時点の公開ヘルプ・よくある質問・運用の記録と照合しています。

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