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サロンのGoogleクチコミはお願いしていい?例文と線引き

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Googleのクチコミは、サロンからお願いしても問題ありません

Googleのクチコミをお願いする例文を探しているサロン・治療院の方に向けて、頼んでよい範囲から整理しました。この記事でわかることは3つです。(1)お願いすることと条件をつけることの線引き、(2)避けたほうがよい3つの頼み方と、その理由、(3)そのまま使える声のかけ方の例文です。

なお、この記事が扱うのは書いてもらうことだけです。お客様に人を連れてきてもらう話はサロンの紹介集客を増やすには|新規を取りに行く前の3つの順番に分けてあります。謝礼の考え方は両方に出てきますが、こちらではクチコミの謝礼だけを扱います。

結論:頼むことではなく、条件をつけることに線があります

先に答えをお伝えします。「クチコミを書いていただけませんか」と声をかけること自体は、通常のご案内の範囲です。 Googleのヘルプにも、クチコミを投稿してもらうためにリンクやQRコードへ案内できると書かれています(2026年9月時点)。

線が引かれるのは、頼むかどうかではなく、頼み方に条件がつくかどうかです。条件は3つの形で入り込みます。

  1. 誰に頼むかを評価で選ぶ(高く評価してくれそうな方にだけ声をかける)
  2. 見返りと引き換えにする(割引・サービス・おまけと交換で投稿を頼む)
  3. 書く内容を店が決める(下書きを渡す、星の数を指定する、代わりに書く)

この3つが入らなければ、あとは声をかけるだけの話になります。逆に言えば、自分の運用を点検するときに見るのはこの3点だけで足ります。

そしてもうひとつ、先に置いておきたい前提があります。頼まないという判断も、最後まで正解として残ります。 数を集めることが目的ではないからです。この点は記事の後半で扱います。

迷いが生まれるのは、「お願い」に3つの意味が混ざっているからです

「クチコミをお願いする」という一言には、性質の違う行為が3つ入っています。

  • 声をかける(書く機会があることを伝える)
  • 高い評価を集める(誰に頼むかを選ぶ)
  • 内容を整える(何を書くかに関わる)

集客の記事では、この3つが分けられないまま「お願いしましょう」とまとめられていることがあります。読む側は「頼んでいいらしい」とだけ受け取りやすく、どこからが避けるべき領域なのかが分からないまま、選んで声をかけたり、来店の特典と組み合わせたりすることが起こり得ます。

もうひとつ、判断を難しくしている事情があります。見るべきルールが2系統あり、それぞれ言っていることの細かさが違うことです。ひとつは日本の法令(景品表示法まわり)、もうひとつはクチコミが載る場所を運営している会社のポリシーです。片方だけを見ると、判断を誤ります。次の章で、この2つを並べて読みます。

二つのルールを並べて読むと、避ける理由が見えます

ここは一次情報にあたります。引用はいずれも2026年9月時点のものです。ルールもポリシーも変わる領域なので、時点を添えて読んでください。

法令の側(消費者庁)

消費者庁が指定した「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」、いわゆるステルスマーケティング規制(広告であることを隠した表示を規制する仕組み)は、令和5年(2023年)10月1日から施行されています。規制の対象になるのは商品・サービスを供給する事業者(広告主)であり、投稿した本人ではありません。

判断の芯になるのは、運用基準(令和5年3月28日消費者庁長官決定)の次の考え方です。外形上は第三者の表示に見えるものが事業者の表示に該当するのは、「事業者が表示内容の決定に関与したと認められる、つまり、客観的な状況に基づき、第三者の自主的な意思による表示内容と認められない場合」とされています。

そして、明示的に依頼や指示をしていない場合についても書かれています。判断にあたっては、事業者と第三者の間の具体的なやり取りの態様や内容(メール、口頭、送付状等の内容)、事業者が第三者の表示に対して提供する対価の内容、その主な提供理由などの実態を踏まえて総合的に考慮し判断する、とされています。さらに注記で、ここでいう対価は金銭又は物品に限らず、その他の経済上の利益など、対価性を有する一切のものが含まれると明記されています。

ここで正直に書いておきます。運用基準には、謝礼を渡したら直ちに事業者の表示になる、とは書かれていません。 例として、通信販売の事業者が購入者へのお礼として次回の割引クーポンを配る場合でも、投稿内容について情報のやり取りが直接にも間接にも一切行われておらず、購入者が自主的な意思で内容を決めたと認められる投稿であれば、事業者の表示には当たらない、という整理が示されています。

つまり法令の側だけを見ると、謝礼つきの依頼は「それだけで直ちに事業者の表示になるわけではないが、判断の材料は増える」という位置づけになります。これだけを根拠にすると、店としては線が引けません。

プラットフォームの側(Google)

もう一方を見ます。Googleの「禁止または制限されているコンテンツ」(マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー)では、次のような行為が挙げられています。

  • 「直接的な金銭または現物が対価として支払われたクチコミまたは評価」
  • 「クチコミの投稿や否定的なクチコミの修正または削除と引き換えに、インセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)を提供する行為」
  • 「実体験に基づいていないコンテンツの投稿を募ったり促したりする行為」
  • 「顧客からの否定的なクチコミの投稿を妨げたり禁止したり、肯定的なクチコミを選択的に募ったりする行為」
  • 「販売者がユーザーにその場で評価を残したりクチコミを書いたりすることを要求または強要する行為は禁止されています」

ヘルプの別ページにも、「クチコミの投稿、クチコミの変更、否定的なクチコミの削除と引き換えに、無料または割引価格で商品やサービスを提供するといったインセンティブを顧客に提供することは、虚偽のエンゲージメントと見なされ、固く禁じられています」と書かれています。

こちらははっきりしています。謝礼と引き換えの依頼も、高評価が見込める方だけを選んで声をかけることも、明文で挙げられている側です。

並べて読むと、判断が決まります

法令の側は「関与の程度で総合的に判断する」という書き方で、店が自分で白黒をつけられる形にはなっていません。プラットフォームの側は具体的に列挙していますが、対象はそのサービス上の話に限られます。

片方だけを根拠にすると、どちらも決め手に欠けます。 両方を並べると、次の結論になります。

判断が割れる頼み方は、やらない側に倒す

これは法令の解釈を確定させる話ではなく、手戻りを出さないための運用の決め方です。プロフィールに制限がかかれば、それまでに積み上げたものごと止まります。数本のクチコミと引き換えにする価値はありません。

やらない側に倒す3つ

前章を、日々の判断に落とします。

頼み方法令の側から見るとプラットフォームの側から見ると判断
高く評価してくれそうな方にだけ声をかける告示が名指ししているのは「事業者の表示なのに第三者の表示に見えるもの」で、声をかける相手の選び方そのものは直接の対象になっていません「肯定的なクチコミを選択的に募ったりする行為」が挙げられていますやらない側に倒す
特典・割引と引き換えに投稿を頼む対価の内容と提供理由が判断材料に入ります。対価は金銭・物品に限られません。ただし直ちに黒と決まるわけでもありません「引き換えに、インセンティブを提供する行為」が挙げられていますやらない側に倒す
店が下書きを渡す/代わりに書く表示内容についてやり取りがあると、第三者の自主的な意思による内容とは認められにくい方向に働きます「実体験に基づいていないコンテンツの投稿を募ったり促したりする行為」「他人、グループ、組織になりすまして投稿または共有されるコンテンツ」が挙げられていますやらない側に倒す

表の右2列を見比べると、3行とも、少なくともどちらか一方ははっきり避ける側を向いています。 どれも「グレーだから様子を見る」で済ませない理由がここにあります。

あわせて、その場での声のかけ方にも一点あります。ポリシーには、その場で評価やクチコミを要求または強要する行為が挙げられています。お願いと要求の差は、断る余地が残っているかどうかです。この差は、次の章の文面の作り方に直結します。

いつ・どこで頼むかは、気まずさとのトレードオフで決めます

頼む場面は、大きく3つに分かれます。書いてもらえる見込みが高い場面ほど、断られたときの気まずさも大きくなりがちです。 どれが正解かは、店の規模と、お客様との距離で変わります。

頼む場面書いてもらえる見込み断られたときの気まずさ向いている店
施術の終わりに、その場で口頭高い大きい(目の前で反応が返る)担当が入れ替わる店、スタッフが複数いる店
帰られたあとに、個別の連絡で中くらい小さい(返事がなくても分からない)ひとりで営業している店、関係が近い店
お客様がご自分で開く場所に置いておく低めほとんどない常連中心の店、単価が高く関係が深い店

見込みと気まずさの度合いは、調査に基づく数値ではなく、3つの場面の性質を並べて整理したものです。自分の店に当てはめて読み替えてください。

3つ目の「ご自分で開く場所」とは、会計の控え、来店の履歴、お店のページなど、お客様が自分の意思で見に行く場所を指します。声をかけるのではなく、見つけられる状態にしておくやり方です。

ひとりで営業している店は、2つ目か3つ目から検討してください。 目の前で断られると、そのあとの関係に残ることがあります。スタッフが複数いる店なら、次の来店で担当が替わる可能性があるぶん、その場で声をかける負担は軽くなります。ここが、規模によって最適解が変わる理由です。

なお、どの場面を選ぶにしても、声をかける相手を評価で選ばないという前提は変わりません。3つ目を選ぶと、この前提が構造的に守られます。置いておくだけなら、誰に見せるかを店が選べないからです。

そもそも探されたときに見つかる状態になっているか、という手前の話は整体院の集客はホットペッパーに頼らなくていい|Googleマップ(MEO)の始め方にまとめてあります。自宅で開業していて住所を出したくない場合は自宅サロンをGoogleマップに載せる|住所を出さない条件と代わりが該当します。

お願いするのは星の数ではなく、来た理由と感想です

ここが、この記事でいちばん実用的な部分です。

「よかったら星5をお願いします」という頼み方をよく見かけます。これは前章で見たとおり避ける側ですが、それ以前に、書く側にとっては星の数を指定されること自体が負担になりやすい頼み方です。

代わりに、お願いする内容を1つだけに絞ります

どんなことで迷って来られたか、来てみてどうだったか。1文だけ。

これに変えると、2つのことが期待できます。ひとつは、書く側の負担が下がること。星をいくつにするか考えなくてよくなり、思い出したことをそのまま書けます。もうひとつは、読む側の役に立つ内容になりやすいこと。「よかったです」が並んだページより、「◯◯で迷っていて来た」が1行あるページのほうが、同じ状況の方には届きやすいはずです。

文面に入れる要素は4つです。

  1. 何を書いてほしいかを1つだけ(評価ではなく、来た理由と感想)
  2. どのくらいの手間か(1文で十分だと伝える)
  3. 断りやすい一言(お時間のあるときに、で構いません)
  4. 書く場所への行き方をひとつだけ(リンク、QRコード、紙のカードのいずれか1種類)

4つ目を1種類に絞るのは、書く場所への行き方で迷いどころを増やさないためです。

例文3本

例文A:施術の終わりに、その場で口頭で

「もしお時間のあるときで構わないのですが、クチコミを1文だけ書いていただけると助かります。星の数は気にしていただかなくて大丈夫で、どんなことで迷って来られたか、来てみてどうだったか、それだけで十分です。書ける場所はこちらにご案内していますので、気が向いたときにお願いできれば」

断る余地を先に置いているのがこの文の要点です。「お時間のあるときで構わない」「気が向いたときに」の2か所が、お願いを要求に変えないための部分です。

例文B:帰られたあとの個別の連絡で

本日はありがとうございました。◯◯(メニュー名)のあと、気になることがあればいつでもご連絡ください。

もし差し支えなければ、クチコミを1文だけ残していただけるとうれしいです。どんなことでお困りで来られたか、来てみてどうだったか、そのままで大丈夫です。書いていただける場所はこちらです。

(リンク)

もちろん、書かれなくてもまったく問題ありません。次のご来店をお待ちしています。

最後の1文を外さないでください。書かない選択が明示されていると、次の来店が気まずくなりません。

例文C:紙のカードや控えに置いておく

お店のことを、1文だけ残していただけませんか。
どんなことで迷って来られたか、来てみてどうだったか。それだけで十分です。
星の数も、長さも、お気になさらないでください。
(QRコード/リンク)

置いておく形は、いちばん見込みが低く、いちばん安全です。読む・読まないをお客様が決めるからです。

例文で避けること

3本とも、体の変化や効果を書いてもらうようにお願いしていません。これは意図的です。「どのくらい楽になったか教えてください」といった聞き方は、店が内容の方向を決めることになりますし、業態によっては表示のルールにも関わります。状況と感想の粒度に留める、と決めておくのが安全です。

頼まないという選択が正解になる店もあります

ここまで頼み方を書いてきましたが、頼まないほうがよい店もあります

常連中心で、単価が高く、お客様との関係が近い店です。こうした店では、クチコミの依頼が関係の性質を変えてしまうことがあります。これまで施術とその場の会話で完結していた関係に、「お店に協力する」という要素が入るからです。応じてくださる方ほど、次から「今回も何か頼まれるのだろうか」と身構えさせてしまうおそれがあります。

判断の材料は2つです。

  • 新規のお客様が、今どこから来ているか。 地図や検索から来ているなら、クチコミが読まれている可能性が高いといえます。紹介と指名だけで埋まっているなら、書いてもらう効果は小さいまま、関係への負荷だけが残ることになります。
  • 枠が足りているか。 埋まっている店が数を増やしても、行き先がありません。

新規の入口をどう数えるかはサロンの新規客はどこから来たか|記録の仕方とやめる基準にまとめてあります。ここを先に見てから決めるほうが、印象で判断せずに済みます。

頼まないと決めた場合にやることは、ひとつだけです。書きたいと思った方が、自分で書ける場所を用意しておく。 声はかけない。案内も置かない。ただ、探したときに見つかる状態にはしておく。これで、関係を変えずに入口だけが残ります。

数を集めることを目的にすると、この選択肢が視界から消えます。クチコミは手段であって、目標の数字ではありません。 何件になったかより、来た理由が書かれた1行があるかどうかのほうが、次に来られる方の判断材料になります。

よくある失敗

目標の件数を決めてしまう。 「今月10件」と決めると、選んで声をかけたくなります。避ける側に踏み込む最短の道がこれです。数えるなら、声をかけた回数のほうにしてください。

星の数を指定する。 評価を指定するのは、内容に関わる行為です。加えて、書く側の負担を上げます。

断られた方に、もう一度頼む。 1回で終わりにしてください。2回目からは、お願いではなく催促として受け取られかねません。

悪い内容が来たときに、消してもらおうと交渉する。 ポリシーには、否定的なクチコミの修正や削除と引き換えにインセンティブを提供する行為が明文で挙げられています。ここは迷う余地のない側です。

来ていない方にも一斉に送ってしまう。 実体験に基づかない投稿を促すことになります。送る相手は、来店の記録がある方に限ってください。

自店のホームページに、良い内容だけを抜き出して載せる。 運用基準では、第三者の表示をそのまま引用する場合であっても、恣意的に抽出すること(評判を向上させる意見のみを抽出しているにもかかわらず、それが一般消費者に判別困難な方法で表示されること)がないこと、内容に変更を加えないこと、が条件として挙げられています。並べ替えて良いものだけを見せるなら、そう分かる形にしてください。

依頼の文面を毎回変える。 変えること自体は問題ありませんが、相手によって言い方を変えていると、選んで声をかけている状態に近づきます。1種類に固定しておくほうが、点検も楽になります。

業態別に気をつけたいこと

  • 美容室:担当者の名前が入ると、読む側にとって有用な情報になります。ただし文面で「担当者名を書いてください」と指定すると、内容に関わる依頼に近づきます。書く欄があることを伝えるまでにとどめてください。新人が入った直後は声をかける機会が増えますが、相手を選ばない前提は変えないでください。
  • ネイル・まつげ:写真が入口になりやすい業態です。写真を添えていただく場合は、お客様ご自身が撮影したもので、ほかの方が写っていないことをご確認ください。仕上がりの写真をこちらから送って「これを使って書いてください」と渡すと、内容の提供にあたります。
  • エステ・リラクゼーション:初回の施術直後にその場でお願いするのは、避けるほうが無難です。継続の案内と同じ場面で頼むと、断りづらさが重なります。日を分けてください。
  • 整体・鍼灸などの治療院:体の変化を書いてもらうようにお願いしないでください。聞くのは「どんなことで迷って来られたか」までにとどめます。厚生労働省のあはき・柔整広告ガイドライン(2025年2月18日)では、院のホームページ自体は原則として広告規制の対象外とされる一方、リスティング広告やSNSへの投稿は広告として扱われ、広告にあたらないホームページにも虚偽・誇大な内容を載せないことが求められています。届いた内容を自院のページに載せる場合は、この線を先に確認してください。

まとめ

押さえることは3つです。

  1. 頼むこと自体は通常のご案内です。 線が引かれるのは、誰に頼むかを評価で選ぶ・見返りと引き換えにする・書く内容を店が決める、の3つが入ったときです。
  2. 判断が割れる頼み方は、やらない側に倒します。 法令の側は総合的な判断と書かれていて店が白黒をつけられず、プラットフォームの側は明文で列挙しています。両方を並べたときに、避ける理由が揃います。
  3. お願いするのは星の数ではなく、来た理由と感想の1文です。 書く側の負担が下がり、読む側にも届きます。断る余地を文面に残してください。

そして、頼まないという選択も正解のまま残ります。 常連中心で枠が埋まっている店なら、書ける場所だけ用意して、声はかけない。これも運用のひとつです。

今日から始めるなら、次のお客様に例文Aをそのまま読み上げるところからで十分です。1人目の反応で、自分の店に合う場面が分かります。

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声をかけたあと、書ける場所が用意できているか

判断がまとまっても、最後に残るのは置き場所です。声をかけた場に書く入口がないと、その場の一言が流れます。SALONA(サローナ)は、ご来店後のお礼メッセージにクチコミの入口を差し込めます。集め先はSALONA側とGoogleのどちらか、または両方を選べます。お客様ご自身の来店履歴からも書いていただけます。評価の高い方だけをGoogleへご案内する使い方はできません。お願いは評価にかかわらず同じようにお送りする作りになっています。

お願いする場所を用意するところをSALONAで見てみる →

よくある質問(FAQ)

Q. サロンからGoogleのクチコミをお願いするのは、そもそもやっていいことですか。
A. 声をかけること自体は通常のご案内の範囲です。Googleのヘルプにも、クチコミを投稿してもらうためにリンクやQRコードへ案内できると書かれています(2026年9月時点)。避けるべきなのは、高く評価してくれそうな方にだけ声をかけること、見返りと引き換えにすること、書く内容を店が決めることの3つです。この3つが入らなければ、あとは声のかけ方と場面を選ぶだけの話になります。迷う頼み方は、やらない側に倒しておくと手戻りが出ません。

Q. クチコミを書いてくださった方に、割引やサービスを渡してもいいですか。
A. やらない側に倒すことをおすすめします。Googleの「禁止または制限されているコンテンツ」には、クチコミの投稿や否定的なクチコミの修正・削除と引き換えにインセンティブを提供する行為が挙げられています(2026年9月時点)。消費者庁の運用基準の側では、対価の内容や提供理由を含めて総合的に判断するとされており、謝礼があれば直ちに事業者の表示になると書かれているわけではありません。それでも、掲載される場所のポリシーで明文になっている以上、渡さない運用に揃えるほうが安全です。

Q. お願いするときの例文は、どう書けばいいですか。
A. 入れる要素は4つです。何を書いてほしいかを1つだけ(評価ではなく、来た理由と感想)、どのくらいの手間か(1文で十分だと伝える)、断りやすい一言(お時間のあるときで構いません)、書く場所への行き方を1種類だけ。「よかったら星5を」ではなく「どんなことで迷って来られたか、来てみてどうだったか、1文だけ」に変えると、書く側の負担が下がり、読む側にも届く内容になります。本文に3つの場面別の例文を載せています。

運営: 株式会社art crat./SALONA編集部
公開日: 2026-09-17 最終更新: 2026-09-17
注記: 本記事は2026年9月時点で公開されている一次情報をもとに、考え方の枠を整理したものです。個別の頼み方が景品表示法上問題となるかどうかは事案ごとに判断され、プラットフォームのポリシーも変更されることがあります。自店の運用についての結論を示すものではありません。判断に迷う場合は専門家(弁護士など)や各サービスの最新のヘルプをご確認ください。
参照: 消費者庁「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/stealth_marketing/)/同「『一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示』の運用基準」(令和5年3月28日消費者庁長官決定)/Google「禁止または制限されているコンテンツ - マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー」(https://support.google.com/contributionpolicy/answer/7400114)/Google「クチコミを増やすためのヒント」(https://support.google.com/business/answer/3474122)/厚生労働省「あはき・柔整広告ガイドライン」(2025年2月18日)

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