集客・予約

サロンの外国人のお客様の予約対応|英語にするのは自動の連絡だけ

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全部を英語にしなくても、外国人のお客様の予約は受けられます

美容室やネイルサロンで、外国人のお客様の対応と予約をどう受けるか。ここでつまずく原因は、英語力とは限りません。どこを英語にして、どこは英語にしなくていいのかの線が引けていないことが多いはずです。この記事でわかることは3つです。(1)言葉が止まる場所の仕分け方、(2)自分の手で英語を足す連絡の絞り方、(3)翻訳に任せない項目の決め方。多言語対応の予約システムを入れなくても、紙とメールだけで回している店でもそのまま実行できる形にしました。

結論:手を入れるのは、自動で届く数通だけです

先に答えをお伝えします。やることは2つです。

① お客様が自分で開く画面は、英語を足すのではなく「翻訳されやすく書く」に寄せる。
② 店から自動で届く連絡だけ、自分の手で日英併記にする。

理由は単純で、この2つは性質が違うからです。お客様が自分で開く画面(予約ページやメニュー)は、お客様の端末の翻訳がかかることがあります。一方、店から自動で届く連絡(予約完了のお知らせ、前日のリマインド、変更やキャンセルの連絡)は、届いた先で翻訳されるかどうかが読めません。読めない側だけを、自分の手で埋めます。

手順にすると5つです。

  1. 言葉が止まる場所を3つに仕分ける。
  2. お客様が自分で開く画面は、翻訳されやすい書き方に直す。
  3. 英語を足す連絡を、来店に要るものだけに絞る。
  4. 翻訳に任せない項目を、先に決めておく。
  5. どこまで受けるかを、来店前に伝わる形にしておく。

順に見ていきます。

翻訳されているところと、されていないところが混ざる

海外のお客様が増えたとき、まず考えがちなのは「メニューを英語にしよう」です。そして、日本語の説明のとなりに英語を足していきます。ここから2つのことが起きます。

1つは、説明文が長くなること。1つの欄に2言語を詰め込むので、単純に2倍になります。日本語で読む方にとっても、英語で読む方にとっても、読む量が増えます。

もう1つは、翻訳のかかり方がまだらになること。お客様が端末の翻訳を使うと、本文は日本語から変わるのに、選択の項目やボタンの文字はそのまま残る、ということが起こります。全部が変わるか、全部が残るかなら、まだ読めます。混ざると、どこまで信じていいのかが分からなくなります。

ここが、この問題の実態です。困りごとは「英語ができない」ではなく、言葉が止まる場所がばらばらで、どこを手当てすればいいのか決まっていないことにあります。だから最初にやるのは、英語の文面を書くことではなく、仕分けです。

外国人のお客様の予約を受ける5つの手順

手順1:言葉が止まる場所を3つに仕分ける

紙に3列で書き出します。書き出すだけで、手を入れる範囲がぐっと絞れます。

種類具体例端末側の翻訳店がやること
① お客様が自分で開く画面予約ページ、メニュー、料金、問診票、同意書かかることがある翻訳されやすい書き方に直す
② 店から自動で届く連絡予約完了のお知らせ、前日のリマインド、変更・キャンセルの連絡期待しない自分の手で日英併記にする
③ その場の会話来店時の確認、施術中のやりとり、会計関係ない口頭・指差し・翻訳アプリで対応

手を入れるのは②が中心です。①は書き方を変えるだけ、③は当日の話です。全部を英語にしようとすると手が止まりますが、②に絞れば数通で終わります。

②を数える前に、そもそもその連絡が届いているかを確かめておくと安心です。届いていないところに英語を足しても、誰にも読まれません。迷惑メールに入っていないかの確認は、サロンの予約メールがお客様に届かない原因と対策|迷惑メールを防ぐ工夫にまとめてあります。

手順2:お客様が自分で開く画面は「翻訳されやすく書く」に寄せる

①に英語を全部足すのは、いったん止めます。代わりに、次の4つをやります。

  1. 1文を短く区切る。長い1文は、機械翻訳でも人の目でも読みにくくなります。「〜で、〜ですが、〜の場合は」とつながる文を、句点で切ります。
  2. 略語と業界の言い回しを避ける。「オフのみ」「ワンカラー+アート2本」「もみほぐし60分」のような書き方は、日本語で読む方にも伝わりにくいことがあります。何をするメニューなのかを、ふつうの言葉で1行足します。
  3. 画像の中に文字を入れない。料金表や注意書きを画像にしていると、その文字は翻訳の対象になりません。文字は文字として置きます。
  4. 料金と所要時間は、数字で伝わる形にする。「¥8,800 / 90 min」のように、数字と単位だけで読める並びにしておくと、言語に関係なく伝わります。

英語を足すなら、全文の対訳ではなくメニュー名の横に短い英語を1つが現実的です。「ワンカラー(One color)」くらいで十分です。説明文の対訳は、量が増えるわりに読まれにくいはずです。

手順3:英語を足す連絡を、来店に要るものだけに絞る

②で自分の手を入れる連絡を選びます。基準は1つだけです。

この一文が伝わらないと、当日その人が困るか。

困るなら残す、困らないなら日本語のままにする。この基準で削っていくと、残るのはたいてい次の4点です。

  • 日時(曜日と時刻。日付は「10/3」より「Sat, Oct 3」のほうが読み違いが起きにくい)
  • 場所と目印(住所だけでなく、階数・建物の見た目・最寄りからの徒歩の分数)
  • 所要時間(次の予定を組む方もいるので、おおよその分数)
  • 遅れる・変えるときの連絡先(どこに、何語で連絡すればいいか)

この4点だけを英語で足します。キャンセル料の細かい条件や、店のこだわりの説明は、この段階では入れません。読む量が増えるほど、肝心の4点が埋もれます。

文面の型は、こんな形です。日本語の下に英語を置くと、日本語で読む方も違和感なく読めます。

【ご予約ありがとうございます】
9月19日(土)14:00〜/約90分
Sat, Sep 19, 2:00 PM (about 90 min)

場所:◯◯ビル4階(◯◯駅から徒歩5分/1階がコンビニの建物です)
4F, ◯◯ Bldg. 5 min walk from ◯◯ Station. Convenience store on the ground floor.

遅れる・変更・キャンセルのご連絡はこちらへ
To change or cancel, please message us here: ◯◯◯

前日のリマインドは、もっと短くします。

【明日のご予約のご案内】9月19日(土)14:00
Your appointment is tomorrow: Sat, Sep 19, 2:00 PM
道に迷ったらこちらへ / If you get lost, message us here: ◯◯◯

自動で送る文面を自分で編集できるかどうかは、使っている道具によって違います。編集できる場合は、この2通を書き換えておけば以降は手が空きます。編集できない場合は、予約が入ったときに手で1通送る形になるので、手で送る前提なら、なおさら文面は短くしておきます。

手順4:翻訳に任せない項目を、先に決めておく

ここがいちばん大事なところです。安全とお金に関わる項目は、翻訳の精度に賭けません。具体的には次のようなところです。

  • アレルギーや、肌・体調の申告
  • 服用中の薬の有無
  • 施術中に痛みや違和感が出たときの、伝え方の取り決め
  • 同意書で同意していただく範囲
  • キャンセル料が発生する条件

これらは、翻訳が少しずれただけで意味が変わります。そこで、翻訳に頼らずに済む形へ先に作り替えておきます。

  1. 自由記述をやめて、選択肢にする。「気になることをご記入ください」を、当てはまるものを選ぶ形に変えます。選択肢なら、対訳を1回作れば使い回せますし、読み違いも減ります。何を必須にして何を任意にするかの決め方は、サロンの予約フォームの質問項目はどこまで聞く?必須と任意の決め方にまとめてあります。
  2. 図や写真で指してもらう形を用意する。気になる箇所を指で示してもらう、見本を並べて選んでもらう。言葉を経由しない確認手段を1つ持っておきます。
  3. 当日、口頭でもう一度確かめる。事前の入力があっても、施術前に短く聞き直します。「Any allergies?」「If it hurts, please tell me right away.」の2文だけでも、その場の確認としては成り立ちます。
  4. 同意書は、署名の前に何に同意したのかが分かる形にしておく。運用そのものの作り方はまつげの同意書テンプレート無料|当日その場でタブレット署名する方法整骨院・整体院のweb問診票をiPadで運用する|受付を短くする手順が参考になります。ここに英語を足すときも、全文の対訳ではなく、同意していただく項目を短い箇条にして、それぞれに英語を1行添える形が扱いやすいです。

なお、体調やアレルギーの確認は、あくまで施術を安全に進めるための確認です。医学的な判断や診断に踏み込む書き方はしないでください。気になる申告があった場合は、無理に進めず、医療機関への相談をご案内する形にします。

手順5:どこまで受けるかを、来店前に伝わる形にしておく

最後に、店として受けられる範囲を決めて、予約の前に置きます。断る基準を作るのではなく、来る前に伝えることを決めるという作業です。

置いておくとよいのは、次のような一文です。

「対応できる言語は日本語と、かんたんな英語です。当日の細かいご相談は、翻訳アプリを使いながらのご案内になります。」
"We speak Japanese and basic English. For detailed consultations, we may use a translation app."

この一文があると、期待値が先に揃います。揃っていれば、当日の会話が短くても不満になりにくくなります。逆に何も書かないと、お客様は「英語で相談できる店」だと思って来店されることがあります。

もう1つ決めておきたいのが、初回の方にだけ、予約の前後で一言もらう運用にするかどうかです。初回だけメッセージのやりとりを1往復挟むと、当日にまとめて確認する量が減ります。ただし、やりとりの手間は増えます。1日の予約数と、自分がメッセージに割ける時間で決めてください。

キャンセルの条件をどう伝えるかは、言語に関係なく同じ設計になります。伝え方の型は個人サロンの無断キャンセル対策|リマインドと文例で防ぐにまとめてあるので、そこで作った文面の要点だけを英語に足す、という順番が手戻りが少ないです。

「翻訳してるところもあれば、翻訳してないところもあった」——予約の半分が海外のお客様というサロンの話

海外からのお客様が予約の半分近くを占める、ひとりで回している小さなサロンのオーナーAさん(仮名)に、ヒアリングでお話をうかがいました。この記事の骨格は、Aさんのお話から出てきたものです。

Aさんはまず、店の状況をこう説明されました。

「海外のお客さんも半分、予約があって」

そのうえで、言語について取っていた対応がこれでした。

「日本語と英語、全部表記してるんですよ。だからめちゃくちゃ説明文が長くなって」
「メニューもなんか長いし」

英語を足したこと自体が、次の問題を生んでいたわけです。ここが手順2の「全文の対訳をやめる」の出どころです。

次に、端末の翻訳を使ってみたときの話が出てきました。

「翻訳してるところもあれば、翻訳してないところもあったりとかになってた」
「ボタンとかもそうだし、日本語のまま進む」

まだらになる、という話です。Aさんはこれを「見栄え的に嫌」とも表現していました。読めないというより、そこだけ日本語のまま残ることで、店として雑に見えるのが気になる、という感覚です。

そして、自動で送られる連絡の話になったとき、Aさんがこう確かめました。

「英語はいかないですよね」

Aさんによると、別の予約の仕組みでは、自動のメールがお客様の言語に合わせて切り替わって届くそうです。

「外国人だったら英語で勝手に送られてるんですよ」
「日本人には日本語で送られてて」

話し合った結論は、自動で届く連絡は店が用意した文面(テンプレート)がそのまま届く前提で考える、というものでした。そのうえで、その数通のテンプレートだけを日英併記にしておく、というところに落ち着きました。

お客様が自分で開く画面と、店から自動で届く連絡は別物です。①は端末の翻訳がかかることがありますが、②は仕組みが言語を切り替えてくれない限り、用意した文面のまま届きます。この線引きが、そのまま手順1の3つの仕分けになっています。

もう1つ、Aさんの話で印象に残ったことがあります。過去に、施術後にアレルギーが出たと言われて大ごとになりかけたことがあり、結局は店の施術が原因ではなかったのですが、そのときに「同意書のようなものはないのか」と強く言われたそうです。Aさんはもともと、同意書は必要ないと考えていたタイプでした。その一件を経て、同意の取り方を日本語と英語の両方で用意しておきたいと考えるようになった、という流れでした。

安全に関わる部分を翻訳任せにしない、という手順4は、この話が根拠になっています。

翻訳がかかるかどうかは、お客様の環境で決まります

もう一段、外側の事実を押さえておきます。翻訳がかかるかどうかは、店側ではなくお客様の環境で決まるという点です。ここを理解しておくと、どこまで自分で埋めるべきかの判断がぶれません。

Appleの公式ヘルプ「MacのSafariでのWebページの翻訳」には、Webページの翻訳について「翻訳の可否と翻訳できる言語の数は、国または地域によって異なる場合があります」と書かれています(2026年9月時点)。つまり、同じページを開いても、お客様がどこで、どの端末で見ているかによって、翻訳が出るかどうかが変わりうるということです。

メールも同じです。Googleの「Gmail のメッセージを翻訳する」によると、メールの言語が設定と一致していない場合に翻訳を促すバナーが表示され、手動で翻訳することもできます。ただし同じヘルプには、この翻訳機能はGoogleアカウント専用で、IMAPアカウント内のメールには適用されない、とも書かれています(2026年9月時点)。

ここから読み取れることは1つです。店から送った1通が、届いた先で翻訳されるかどうかは、店側からは分かりません。お客様が何のアプリで、どんなアカウントで受け取っているかを、店は知らないからです。

だから、②は「翻訳されないかもしれない」ではなく「翻訳されない前提で作る」のが安全側の設計になります。逆に①は、翻訳がかかる可能性がある場所なので、対訳を足すより「翻訳に通したときに崩れない書き方」に投資するほうが、手間に対して返りが大きくなります。

なお、ここで書いたのはあくまで各社のヘルプに記載されている範囲です。実際の挙動は端末やアプリの版によって変わります。特定の翻訳サービスの精度を前提にした運用は組まないでください。

「言語対応」ではなく「言葉が止まる場所の手当て」と考えます

ここが、この記事でお伝えしたい視点です。

「外国人のお客様に対応する」と聞くと、多くの方は店全体を2言語にすることを想像します。メニューも、予約ページも、同意書も、会話も。そう考えた瞬間に、必要な作業量が現実離れして、手が止まります。Aさんの店がそうだったように、英語を足しはじめた店が最初にぶつかりやすいのは、英語の難しさではなく「説明が長くなりすぎた」という別の問題です。

視点を変えます。言葉が止まる場所は、店の中に何十か所もありません。お客様が自分で開く画面、店から自動で届く連絡、その場の会話。この3つに分けたとき、店が自分の手で埋めるべきなのは真ん中だけです。しかも中身は、日時・場所・所要時間・連絡先の4点で足ります。書く分量にすると、数通ぶんです。

もう1つ。2言語にすることと、伝わることは同じではありません。日本語と英語を同じ欄に詰め込んだメニューは、両方の読者にとって読む量が2倍になっただけ、という状態になりがちです。伝わる形にするなら、言語を足すのではなく、言葉に頼る場面を減らすほうが早いことがあります。数字で書く、選択肢にする、図で指してもらう。この3つは、翻訳の精度に左右されません。

英語ができるようになるのを待つ必要はありません。決めるべきなのは、どこを言葉で伝えて、どこを言葉以外で伝えるかの配分です。

よくある失敗4つ

失敗1:メニューの説明文を、全部2言語で書く。
陥りやすい形です。説明が2倍の長さになり、日本語の読者にも英語の読者にも読みにくくなります。対訳にするのはメニュー名と料金・所要時間まで。説明文は、日本語を短く整える側に手をかけたほうが、結果として両方に伝わります。

失敗2:料金表や注意書きを、画像で作る。
きれいに作れるので画像にしたくなりますが、画像の中の文字は翻訳の対象になりません。同じ内容を文字でも置いておきます。デザインを優先するなら、画像と文字の両方を並べる形にします。

失敗3:翻訳アプリの結果を、そのまま同意書に貼る。
同意書やキャンセル料の条件は、意味がずれると後で揉めます。訳した文を貼る前に、日本語側を短く言い切れる形に直すのが先です。1文が短ければ、訳のずれも小さくなります。不安が残る箇所は、口頭とジェスチャーでの確認をセットにします。

失敗4:受けられる範囲を書かないまま、予約だけ開ける。
何も書かないと、お客様は英語で相談できる店として来店されることがあります。「かんたんな英語」と書いてあるかどうかで、当日の期待値は大きく変わるはずです。書くのは1文で足ります。

業態別の注意点

美容室
仕上がりのすり合わせが、いちばん言葉に頼る場面です。ここは言葉を増やすより、写真を見せて選んでもらう形に寄せたほうが確実です。長さは「◯cm」、明るさは見本の番号、というように、指差しと数字で決められるものを増やしておきます。カウンセリングの英語を覚えるのは、その後で十分です。

ネイル・まつげ
デザインの選択はもともと見本ベースなので、言葉の負担は比較的軽い業態です。一方で、アレルギーや肌の状態の確認、同意の取り方は言葉が要ります。ここは手順4のとおり、選択肢と口頭確認の二重にしておきます。所要時間の伝え漏れも起きやすいところです。分数を書き添えておきます。

エステ・リラクゼーション
施術中の力加減や体勢の指示など、その場のやりとりが多い業態です。「痛かったら教えてください」「うつ伏せになってください」といった、当日に使う文を10個ほど紙に書いて手元に置いておくと、当日の負担はかなり減るはずです。効果や効能について断定的な案内はしないでください。書けるのは、メニューの内容・所要時間・通い方といった手順の情報です。

整体・鍼灸など自費の治療院
言葉が通じにくい状況で、体に触れる施術を行う点に注意が要ります。施術前の確認は、選択肢と口頭の二重にしてください。案内の文面では、症状に対する効果や効能を断定する書き方はしません。日本語で書けないことは、英語でも書けません。訳す前に、日本語の文面のほうを見直しておくのが安全です。

まとめ

外国人のお客様の予約対応は、次の順番で決めます。

  1. 言葉が止まる場所を3つに仕分ける。自分で開く画面/自動で届く連絡/その場の会話。
  2. 自分で開く画面は、翻訳されやすく書く。短く切る、略語を避ける、画像に文字を入れない、数字で伝える。
  3. 自動で届く連絡だけ、日英併記にする。残す情報は、日時・場所と目印・所要時間・連絡先の4点。
  4. 翻訳に任せない項目を先に決める。アレルギー・体調・同意の範囲・キャンセル料の条件は、選択肢と口頭確認へ。
  5. どこまで受けるかを、来店前に伝える。「かんたんな英語」の一文を、予約の前に置く。

店全体を2言語にする必要はありません。手を入れるのは、数通と、いくつかの選択肢だけです。

自動で送る文面を自分の言葉に置き換えておきます

ここまでで決めた「日英併記にする数通」は、自動で送る文面を自分で書き換えられる形にしておくと、以降は手が空きます。

SALONA(サローナ)は、ひとりサロン・小規模サロン向けの予約と顧客管理のサービスです。お客様へ自動で送る連絡の件名と本文は店舗側で編集でき、日時やお名前などは差し込みのタグで自動的に入るので、この記事で作った文面をそのまま置いておけます。なお、言語を切り替える機能や自動翻訳の機能は備えていないため、英語の文面はご自身で用意していただく形になります。

SALONAについて詳しく見る

よくある質問

Q1. メニューの説明は、日本語と英語を両方書いたほうがいいですか?

説明文の全文を対訳にするのはおすすめしません。1つの欄に2言語が入ると読む量が2倍になり、日本語で読む方にも英語で読む方にも負担が増えます。対訳にするのはメニュー名と、料金・所要時間までにとどめて、説明文は日本語を短く整えるほうに手をかけてください。短く整えた日本語は、端末の翻訳を通したときにも崩れにくくなります。

Q2. 予約完了やリマインドのメールは、英語で自動的に送られますか?

送信元のツールに翻訳や言語切り替えの仕組みがなければ、日本語のまま送られます。届いた先で翻訳されるかどうかも、お客様が使うメールアプリやアカウントの種類によって変わり、店側からは分かりません。そのため、自動で送る文面については、翻訳されない前提で日英併記にしておくのが安全側の作り方になります。入れるのは、日時・場所と目印・所要時間・連絡先の4点で足ります。

Q3. 英語が話せなくても、外国人のお客様を受けて大丈夫でしょうか?

受ける範囲を先に決めて、来店前に伝えておけば進められます。「対応できるのは日本語とかんたんな英語です」という一文を予約の前に置くだけで、当日の期待値が揃います。そのうえで、仕上がりの相談は写真や見本、料金と時間は数字、体調やアレルギーの確認は選択肢と口頭のやりとり、というように、言葉に頼る場面を減らしておきます。話せるようになるのを待つ必要はありません。


運営: 株式会社art crat./SALONA編集部
公開日: 2026年9月6日 最終更新: 2026年9月6日
本記事のお客様の声は、SALONA利用サロンへのヒアリングに基づき匿名化して掲載しています。ブラウザやメールアプリの翻訳に関する記述は、各社の公式ヘルプ(Apple「MacのSafariでのWebページの翻訳」/Gmailヘルプ「Gmail のメッセージを翻訳する」・いずれも2026年9月時点)の記載に基づくもので、実際の挙動は端末やアプリの版によって異なります。体調やアレルギーに関する判断が必要な場合は、医療機関にご相談ください。

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