個人サロンの定休日の決め方|不定休でも休みが崩れない順番
個人サロンの定休日の決め方で、休みが続くかどうかが決まります
休むと、その日の売上はゼロになる。予約が入ると、せっかくの休みを潰してしまう。個人サロンの定休日の決め方で迷うときは、この2つの間を行き来しがちです。この記事でわかることは3つです。(1)定休日と不定休をどう選ぶか、(2)休みを押さえる順番、(3)休みを崩さないために先に決めておく2つの線引きです。紙の手帳とカレンダーだけで、今日から実行できる形にしています。
なお、スタッフの勤務の組み方は美容室のシフトの作り方|少人数の店が毎月つくり直さない段取りで扱っています。この記事は、ひとりで営業している方が自分の休みをどう設計するか、だけを扱います。
結論:休みは「残った日」ではなく「最初に書く日」にする
先に答えをお伝えします。ひとりサロンで休みが取れないのは、休む気持ちが足りないからではありません。休みを、予約を入れたあとの残りから決めているからです。
決めることは5つです。
- 休みは、予約より先にカレンダーへ書く。 空いた日を休みにすると、予約が入り続けるかぎり休みは来ません。
- 定休日か不定休かを、二択にしない。 週に1日の動かさない休みを置き、残りを月ごとに動かす二層にします。
- 押さえる順番は「年 → 週 → 月 → 1日の中」。 動かしにくいものから先に書きます。
- 休みを決めた範囲より先の予約は受けない。 休みを書いていない日は、予約する側からは営業日に見えます。
- 休みの日に頼まれたときの基準を、先に言葉にしておく。 その場の気持ちで決めると、休みが1日ずつ削れていきます。
このあと順に見ていきます。
ひとりサロンで休みが取れないのは、決める順番の問題です
「休みを取りたいのに取れない」という状態には、次の3つの原因が重なっていることが多いはずです。
1つ目は、休みを「予約が入らなかった日」として後から決めていることです。 予約の入り具合を見て「この日は空いたから休もう」と決める形です。この順番だと、休みは予約の結果になります。予約が順調な月ほど休みが消え、予約が少ない月にだけ休みが増えます。休みたい時期と休める時期が、ちょうど逆になります。
2つ目は、予約を開けている範囲に、休みがまだ入っていないことです。 休みの予定は頭の中にあっても、予約表やカレンダーに書いていなければ、予約する側からはその日は営業日です。そこへ予約が入ってから「この日は休むつもりだった」と気づきます。そして、休みのほうをあきらめてしまいがちです。
3つ目は、休みの日に頼まれたときの基準がないことです。 常連のお客様から「この日しか空いていなくて」と頼まれて断るのは、難しいものです。1回ずつは小さな譲歩でも、基準がないと、休みは月に1日ずつ削れていきます。
ここで、休みの見方を1つ変えておきます。ひとりサロンが売っているのは、自分が施術できる時間です。その時間には上限があり、あとから増やせません。休みは「売上がゼロの日」ではなく、その限られた時間を、どこに配らないかを先に決めることです。
営業できる時間のうち、実際に施術に使った時間の割合を稼働率と呼びます。計算の仕方はサロンの稼働率とは?計算方法と個人サロンの目安の決め方にまとめました。休みをどこに置くかは、稼働率の分母(営業できる時間)を決める作業でもあります。
なお、休みの設計は売上を増やすための話ではありません。無理なく続けられる形を先に作る話です。休みを増やせば売上が伸びる、減らせば増える、とはどちらも言い切れません。
定休日にするか、不定休にするかを判断軸で選ぶ
最初に決めるのは、休みの型です。固定の定休日と不定休には、それぞれ得意なことと苦手なことがあります。
| 見るところ | 固定の定休日(毎週◯曜日) | 不定休(月ごとに決める) |
|---|---|---|
| お客様から見て | 「◯曜日は休み」と覚えてもらえる | 予約のたびに休みを確かめる必要がある |
| 自分の生活 | 週のリズムが作れる | 家族の予定や講習会に合わせられる |
| 起きやすいこと | 行事や用事が重なった週に動かせず困る | 休みを書き忘れた日に予約が入る。毎月決める手間がかかる |
| 向いている人 | 生活の予定が曜日で読める人 | 家族の予定が月ごとに変わる人、開業直後で予約の入り方がまだ読めない人 |
どちらが正しいということはありません。不定休が悪い、ということでもありません。 家族の予定が月ごとに変わる方にとっては、定休日を固定するほうが無理を生みます。
ただ、現実的な答えは二択の間にあります。週に1日は動かさない休みを置き、それ以外を月ごとに動かす二層の形です。
- 動かさない部分:週に1日の定休日。お客様にとっての目印になり、自分の生活の軸にもなります。
- 月ごとに動かす部分:家族の予定、講習会、午後から開ける日など。その月の事情を受け止める場所です。
二層にしておくと、毎月決めるのは「動く部分」だけになります。全部を毎月ゼロから決める不定休より手間が減り、全部を固定する定休日より融通がききます。後で紹介するヒアリングでも、実際にこの形で営業しているオーナーがいました。
定休日をどの曜日にするかは、次の3つで決めます。
- 自分の生活で動かせない曜日 — 家族の予定、通院、習い事など、毎週決まっているもの
- 予約が入りにくい曜日 — 直近2〜3か月の予約表で、曜日ごとの件数を数えて比べる
- 用事が集まりやすい曜日 — 仕入れ、講習会、役所や銀行など、平日の昼にしかできない用事
1と2が重なる曜日があれば、そこが第一候補です。周りの店の休みに合わせる必要はありません。
開業したばかりで、どの曜日に予約が入るかがまだ分からない場合は、動かさない休みを1日だけ先に決めます。残りは、2〜3か月ぶんの予約の入り方を見てから決めても遅くありません。
休みは「年 → 週 → 月 → 1日の中」の順に押さえる
型が決まったら、実際にカレンダーへ書き込みます。順番は、大きい単位から小さい単位へです。
- 年単位で動かせない休み — 年末年始、連休、家族の行事(入学式、法事、旅行など)、講習会、健康診断、更新や手続きの日。今わかっているものだけで構いません。向こう12か月ぶんを先に書きます。
- 毎週の定休日 — 二層の「動かさない部分」です。これも12か月ぶん、まとめて書いてしまいます。
- その月だけ動く休み — 月ごとの事情で決める休みです。後で説明する「休みを決める日」に、翌月ぶんを書き込みます。
- 1日の中で受けない時間 — 丸一日休まなくても、1日を区切ることはできます。午前は受けない、夜は1枠だけにする、などです。
大きい単位ほど先に書くのは、あとから動かすのが難しく、ずれたときに影響する範囲も広いからです。年に1回の家族の行事は、ほかの予定に合わせて動かせません。1日の中の区切りは、その週の予約を見てからでも調整できます。
いちばん避けたいのは、この逆の順番です。空いた日や空いた時間を見つけて、そこを休みにする。この形では、休みが毎回いちばん後ろに回されます。どれだけ気をつけていても、予約が埋まる月には休みが残りません。
4番の「1日の中の区切り」は、本業を持ちながらサロンを開く方の設計と考え方が近い部分です。時間の切り出し方を詳しく知りたい場合は副業でサロンをやる会社員の予約管理|受けない時間を先に決めるを、1日に受ける組数そのものを絞る設計は完全予約制サロンの予約枠の作り方|1日数組だけ受ける設計をご覧ください。
休みを決めた範囲より先まで、予約を開けない
不定休の店で起きやすい事故の1つが、まだ休みを入れていない先の日に、予約が入ることです。
ネット予約でも、SNSのメッセージでも、電話でも、休みを書いていない日は営業日として扱われます。予約する側には、その日が「まだ決めていないだけの日」だとは分かりません。そこで、次の2つを見比べます。
- 休みを、いつまで先まで決めているか
- 予約を、いつまで先まで受けているか
下の範囲が、上の範囲を超えないようにします。 休みを決めている範囲が、予約を開けてよい範囲の上限です。
たとえば、翌月の休みが前の月の半ばにならないと決まらない店で、3か月先まで予約を受けているとします。この場合、1か月半から2か月半ほどの期間が「休みの入っていない営業日」として開いています。
運用に落とすと、次の形になります。
- 「翌月の休みを決める日」を毎月1日だけ固定する。 毎月◯日と決め、その日に翌月ぶんの休みを書き込みます。
- 休みを書いてから、翌月ぶんの予約を開ける。 順番を逆にしないことが要点です。
- 予約の窓口が複数ある場合は、すべてに休みを書く。 ネット予約、予約サイト、SNS、電話の控えなど、1か所だけ書き忘れると、そこから予約が入ります。
予約を受ける仕組みによっては、「今日から◯日先まで」のように受付範囲が毎日ずれていくものもあります。その場合は、休みを決める日の直前にも、決めていない日が開いていないかを確かめます。開いてしまうなら、受付範囲を短くするか、休みをもう1か月先まで決めておくかのどちらかです。
受付期間そのものの決め方(何か月先まで開けるか、決まった日にまとめて開けるか)は、サロンの予約は何ヶ月先まで受ける?受付期間と解禁日の決め方で詳しく扱っています。この記事で押さえてほしいのは1つだけです。休みを決めた範囲より先を、先に売らない。
なお、お店でその場で次回の予約を取る場合は、受付範囲より先の日を約束することがあります。そのときは、その日が休みの候補に入っていないかを、その場で確かめてから確定します。
休みの日に頼まれたときの基準を、先に言葉にしておく
休みを決めても崩れるとき、きっかけとして多いのは休みの日に、お客様から頼まれることです。
頼まれてから考えると、判断は「受ける」側に傾きがちです。だから先に、1〜3行で決めておきます。たとえば次のような書き方です。
定休日の依頼は受けない。
月ごとの休みの日は、同じ週のうちに代わりの休みを先に置けるときだけ受ける。
休みの日に受けるのは、月に1回まで。
要点は2つあります。
1つ目は、代わりの休みを「受ける前に」置くことです。 「あとでどこかで休もう」の休みは、来ないことが多いはずです。受けると決めた時点で、同じ週のどこかに代わりの休みを書き込みます。書けないなら、その依頼は受けない、と決めておきます。
2つ目は、回数の上限を決めることです。 1回ずつは小さな譲歩でも、上限がないと月に何日も削れます。上限があれば、断るときも「今月はもう受けられない」と自分の中で整理がつきます。
断るときに、休む理由を説明する必要はありません。「その日はお休みをいただいているので、◯日か◯日はいかがでしょうか」と、代わりの日を2つ添えて返します。
あわせて、急に店を閉めるときの線引きも1行で決めておきます。たとえば「前日の夜の時点で、翌日の施術に立てないと思ったら閉める」のような形です。体調や家族の事情で閉めるかどうかを当日の朝に迷うと、判断が遅れるぶん、お客様への連絡も遅れます。連絡の段取りそのものは、台風でサロンを臨時休業する連絡手順|当日の予約客への振替案内にまとめています。
休みの伝え方は3つに分ける
決めた休みは、種類ごとに伝える場所とタイミングを分けます。
| 休みの種類 | 伝える場所 | 伝えるタイミング |
|---|---|---|
| 固定の定休日 | プロフィール、予約ページ、店頭 | 常に出しておく |
| 月ごとに動く休み | 予約ページ、SNS、店頭 | 前の月のうち、翌月ぶんの予約を開ける前に |
| 急な休み | その日に予約が入っているお客様へ個別に | 閉めると決めた時点ですぐ |
固定の定休日は、一度出しておけば毎月伝え直す必要がありません。二層の形をすすめる理由の1つがここです。お知らせの文面例や、長めの休業の伝え方はサロンのお盆・夏季休業のお知らせ|予約を止める設定と伝え方をご覧ください。
ヒアリングで聞いた、3人のオーナーの休み方
ここからは、サロンオーナーへのヒアリングでうかがった話です。3人は別々のお店のオーナーで、別の日にうかがいました。いずれも特定できない形に匿名化し、発言は読みやすさのために言い淀みを整えています。
「動かさない決まり」と「月ごとに動く部分」を分けていたAさん
ひとりで営業しているサロンのオーナーAさん(仮名) は、週に1回の定休日を欠かさず置いています。そのうえで、平日のうち1日を午後から開ける日にしていて、どの曜日にするかは月によって変わります。週末は午前中から開けています。午後から開ける日について、Aさんはこう話していました。
「それもその月の前にならないと、直前になんないとちょっと分からなくて」
これは、先ほどの二層の形そのものです。「週に1回は休む」という決まりは動かさず、どの曜日を午後からにするかという部分だけを、月ごとに決めています。毎月すべてを決め直しているわけではありません。
Aさんには、1日の中を区切る工夫もありました。以前使っていた予約の管理画面では、営業時間をいったん大まかに広めに取っておき、そのあとで受けない時間を自分で入れていたそうです。
「その後に自分で、30分のインターバルを入れて消しちゃうんですよね」
広く開けておいて、あとから削る。このやり方は融通がききますが、削り忘れた日は、そのまま開いてしまいます。続けるなら、削る作業をいつやるかまで決めておくことが条件になります。先ほどの「休みを決める日」を毎月固定する理由も、ここにあります。
丸一日ではなく、1日の中を区切っていたBさん
スタジオを営むオーナーBさん(仮名) は、ある日の予定について、午前中は受けず、午後の枠が終わったら夜も受けない、と決めていました。丸一日を休みにするのではなく、1日の中で受ける時間を絞る形です。
夜の枠についても、はっきりした考えをお持ちでした。夜に枠が2つあっても、入れるのはどちらか1つだけにしたい、というものです。
「もうどちらかにしたくて、夜は」
休みを「丸一日」の単位でしか考えないと、休めない週は休みがゼロになります。Bさんのように、1日の中の区切りも休み方の1つとして数えておくと、丸一日休めない週にも区切りを残せます。
決めきれない先の予約を、開けないことにしたCさん
不定休で営業しているサロンのオーナーCさん(仮名) とは、翌月ぶんの休みを今のうちに書き込んでおけるか、という話になりました。ヒアリングは月の上旬でした。Cさんの答えはこうでした。
「まあ、でも難しいかもしれない」
では、どうするか。Cさんが選んだのは、休みを無理に先まで決めることではなく、ネット予約を受け付ける範囲のほうを短くすることでした。
「30日後までにしときます」
先の休みを急いで決めるより、予約を開ける範囲を短くして、休みを決める時間を残す。先ほどの「休みを決めた範囲より先を、先に売らない」に近い判断です。
3人に共通していたこと
3人とも、休みを「予約の残り」から決めていませんでした。Aさんは週1回の定休日という動かさない決まりを先に置き、Bさんは1日の中の区切りを先に置き、Cさんは決めきれない先の予約を開けないことを選びました。休みの日数を増やす工夫ではなく、休みが後回しにならない順番を作る工夫だった、という点が共通しています。
手帳の1ページに書ける「休みの決め方」メモ
ここまでの内容を、手帳の1ページに書ける形にまとめます。空欄を埋めると、自分の店の休みのルールになります。
【年】動かせない休み:(年末年始、連休、家族の行事、講習会など)
【週】定休日:毎週◯曜日
【月】翌月の休みを決める日:毎月◯日(決めてから翌月ぶんの予約を開ける)
【1日】受けない時間:(例:◯曜日は午前は受けない、夜は1枠まで)
【頼まれたとき】定休日は受けない。月ごとの休みは、同じ週に代わりの休みを先に置けるときだけ、月◯回まで
【急に閉めるとき】(例:前日の夜の時点で、翌日の施術に立てないと思ったら閉める)
書いたら、予約を受けるときにいつも目に入る場所に置きます。見えないところにあるルールは、頼まれたその場では思い出しにくいものです。
よくある失敗
- 予約が入らなかった日を休みにする。 休みが予約の結果になり、忙しい月ほど休めません。休みは予約より先に書きます。
- 休みを決める前に、先の予約を開けている。 決めていない日は、営業日として埋まっていきます。休みを書いてから予約を開ける、の順番を守ります。
- 定休日を毎月変える。 動かさない部分がないと、お客様は休みを覚えられず、毎月の告知も増えます。週に1日だけでも固定します。
- 休みの日の依頼を受けて、代わりの休みを「あとで」にする。 あとで取るつもりの休みは、取れないことが多いはずです。受ける前に代わりの日を書き込みます。
- 予約の窓口の一部にだけ休みを書く。 書き忘れた窓口から予約が入ります。窓口が増えたら、休みを書く場所も増えます。
- 休みを減らせば売上が増える、と考える。 休みの設計で変わるのは、売上の多い少ないより、続けられるかどうかです。売上は予約の入り方や単価で決まるので、別の話として考えます。
- スタッフを雇っているのに、自分の休みと同じ考え方で決める。 人を雇っている場合の休日や労働時間の扱いは、この記事の範囲を超えます。自店の就業規則を確認し、所轄の労働基準監督署などにご確認ください。
業態別に気をつけたいこと
- 美容室:カラーやパーマなど時間の長いメニューが、1日の後半にかかりやすい業態です。1日の中を区切るときは、施術の終わる時刻ではなく最終受付の時刻で決めます。区切りの直前に長いメニューが入ると、区切りそのものが消えます。
- ネイル・まつげ:1枠が長く、1日に受けられる組数が少ない業態です。1日の中に区切りを1つ入れるだけで、その日の働き方が大きく変わります。次回を決めて帰るお客様が多い場合は、先の日を約束する前に、休みの候補と重なっていないかを確かめます。
- エステ・リラクゼーション:コースが長く、施術する側の手や体を使う業態です。休みの日数だけでなく、何日続けて営業したら1日休むかを、自分の経験から決めておきます。
- 整体・鍼灸などの治療院:次回の来院の目安をご案内している場合、その先の日が休みと重なることがあります。次回をご案内する時点で、休みの予定と重なっていないかを確かめます。
- 自宅で営業している場合:家族の予定が、そのまま「年」と「月」の休みに入ります。家族の行事や長期休みの予定を、最初の段階でカレンダーに書き込んでおきます。
まとめ
個人サロンの定休日の決め方で押さえることは4つです。
- 休みは予約より先に書く。 空いた日を休みにすると、忙しい月ほど休みが消えます。
- 定休日か不定休かを二択にしない。 週に1日の動かさない休みを置き、残りを月ごとに動かします。
- 「年 → 週 → 月 → 1日の中」の順に押さえ、休みを決めた範囲より先の予約は開けない。 翌月の休みを決める日を、毎月1日だけ固定します。
- 休みの日に頼まれたときの基準を、先に言葉にしておく。 代わりの休みは受ける前に置き、回数には上限を設けます。
今日やることは1つです。手帳かカレンダーを開いて、来年の動かせない休みと、毎週の定休日だけを先に書いてください。 月ごとの休みや1日の区切りは、そのあとで決めても間に合います。
決めた休みを、予約を受ける側に先に入れておく
ここまでの手順は、紙の手帳でもそのまま実行できます。手間が残るのは、決めた休みを予約の受付に反映し続ける部分です。SALONA(サローナ)では、定休日と曜日ごとの営業時間を決めておくと、お客様がWebやLINEから予約するときに、休業日や自分で入れた予定の時間は選べません。臨時の休みは日付ごとに登録でき、ネット予約を受け付ける期間もお店ごとに決められます。休みを先に書く運用を、予約の側でも支えたい方はご覧ください。
休みを先に入れておける予約の受け方をSALONAで見てみる →
よくある質問(FAQ)
Q. 定休日は何曜日にするのがいいですか。
A. どの店にも当てはまる正解の曜日はありません。次の3つが重なる曜日から選びます。自分の生活で毎週動かせない曜日、予約が入りにくい曜日、仕入れや講習会などの用事が集まりやすい曜日です。予約が入りにくい曜日は、直近2〜3か月の予約表で曜日ごとの件数を数えれば見えてきます。周りの店と同じ曜日に揃える必要はありません。開業したばかりで入り方が読めない場合は、動かさない休みを1日だけ先に決め、残りは数か月の様子を見てから決めます。
Q. 不定休にすると、お客様は離れていきますか。
A. 不定休そのものより、「いつ休みか分からない」ことと「予約したあとに休みの都合で動かされる」ことのほうが、お客様の負担になりやすいと考えています。週に1日だけでも動かさない休みを置き、残りの休みを決めた範囲までしか予約を開けないようにすれば、この2つは避けられます。月ごとに動く休みは、翌月ぶんの予約を開ける前に、予約ページやSNSで伝えておきます。
Q. 休みの日に常連のお客様から頼まれたら、受けてもいいですか。
A. 受けても構いません。ただし、その場の気持ちではなく、先に決めた基準の範囲で受けます。たとえば「定休日は受けない」「月ごとの休みの日は、同じ週に代わりの休みを先に置けるときだけ」「月に1回まで」のような基準です。代わりの休みは、受けると決めた時点で書き込みます。受けない場合は、理由を説明する必要はありません。「その日はお休みをいただいているので」と伝えて、代わりの日を2つほど添えてご案内します。
運営: 株式会社art crat./SALONA編集部
公開日: 2026-09-11 最終更新: 2026-09-11
本記事のオーナーの声は、SALONA利用サロンへのヒアリングに基づき、特定できない形に匿名化して掲載しています(読みやすさのため、言い淀みを整えています)。